2018年9月1日土曜日

狩猟生活 2018 VOL.4 の気になる点

2018年8月30日に発売されたので、ざっくりと見てみました。

 おおむね良かったが、スラッグ比較の記事が微妙だった。
 サボットならフェデラル鉛、銅2種類、ウィンチェスタースーパーX、レミントンアキュチップ、DUPOの最低6種類はやるべきでは。
 レッドバードも旧弾頭を使っているのが信じられない。
 今は手に入らない弾を比べられても、読者にとって何の意味も無い。
 銅サボは手に入らなかったので撃たなかったという言い訳も?

 ハーフライフル銃身でスラッグを撃つのを試すより、弾の種類を揃える方が優先順位が高いだろう。
 弾が揃えられなければ、次号に回せばいいだけ。
 中途半端な記事より、ちゃんとした情報が欲しい。

 本文中に「ライフルドスラッグのフィンは潰れるためのもので、回転を与えるものではない。平筒での使用が基本」といった事が書いてありました。
 テストに使った銃の種類は書いていますが、チョークなどが不明です。

 ライフルサイトの散弾銃が2種類あったと思うが、スコープ付きでじっくり狙ったデータが見たかった。
 MSS-20も入っていない。

 非鉛弾頭のBrowning BXS DEERや、鉛スラッグのWinchester Deer Season Slugは日本に輸入されないのだろうか。さっぱり話を聞かない。
 取材費用のある紙媒体の雑誌ならではで、装弾輸入に取材するとかはしないのかな。


 20番サボットが12番よりドロップ量が少ないという記述を2回ぐらい見ました。
 https://www.federalpremium.com/ballistics-calculator
 フェデラル公式の計算だと、12番の方がドロップが少ないのだが。
(12番はP152 TC、20番は P208 TCの場合)
 「弾頭が重いからドロップしやすい」という先入観が邪魔をしていないか?


 ネット偏重の考えからすると、実猟の記録や、スラッグのレポートなどぐらいなら、自分でも書けそうな印象があります。
 紙媒体は情報が一方通行ですが、ネット媒体なら双方向ですし、自分で記事を書くことも出来ます。

  「暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう」「言いだしっぺの法則」ということで、情報が不足していることに不満があるのなら、自ら発信してしまえばいい、というスタンスでブログを運営しています。



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