2018年2月16日金曜日

日本の広い造林地での狩猟動画

 日本のいわゆるユーチューバーの動画はほとんど見ません。
 「急上昇」というカテゴリが1年ぐらい前に追加されましたが、日本のものは「~をやってみた」系が多く興味が持てないので、設定で国を変えたぐらいです。

 こちらのユーチューバー「ラファエル」さんはが、狩猟を取り上げていました。
本物の銃で猪狩り!日本国内でライフル撃ちまくりw
https://www.youtube.com/watch?v=_8JjKbQ0DYs

 2月5日アップ、2月16日時点で閲覧数は41万です。
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 和歌山の山中ですが、大規模伐採地で、単木的なツリーシェルターで獣害対策をしています。
 自分の経験上、ツリーシェルターはあまりうまくいかないです。
 シェルターと併せて、その地域の鹿密度を減らさないと、シェルターから抜け出た部分を食われるだけです。

 ブローニングのBARらしき半自動ライフルを撃っていますが、スコープが無いのでなかなか当たりません。

 こういった伐採跡地、再造林地は、毎年一定面積生まれます。
 林野庁 森林・林業統計要覧
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/toukei/kankou_youran.html

 拡大造林の時代に植えた人工林が主伐期になり、こういった再造林地が増える可能性もあります。
 和歌山県を衛星写真でみると、皆伐地がいくつか探せます。
 その1 その2
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 造林地を守る方法として、鹿柵があります。
 鹿柵はこちらの例によると金属柵は資材単価のみで25万円/100 m、木杭にステンレス入りポリエチレン製ネットでも16万円/ 100 mです。
 これに資材運搬や設置コストもかかるので、この動画の規模の伐採地になると、500万円以上かかると思われます。


 柵による防御では限界があるので、シカの密度管理(捕獲)も必要になります。

 鹿は2歳で妊娠可能になるため、条件が揃うと個体数が一気に増えます。
 柵で囲ったとしても、策の外で増え、植生を食い尽くすこともありえます。
 例えば高知県の三嶺山などでは、鹿によって植生の破壊がおきています。

 罠をかけようにも、毎日見回りできるほど、林道から近くない場所にあるかもしれませんし、広すぎます。
 スコープを載せたライフルを持つ有害鳥獣駆除者を活用し、鹿の生息密度を下げないと、造林地の被害は減らないと思います。

 ライフル所持者×有害鳥獣駆除へ参加できる人×実働日数という掛け算を考えると、あと10年後、20年後に個体数をコントロールできるだけの銃所持者がいるのか、不安を覚えます。

 こういった場所でこそ、鳥獣被害対策実施隊による10年以下のライフル所持や夜間銃猟が有効だと思います。 
 それにしても、制度はあるものの、うまく活かせてないのが実情では。

・鳥獣被害対策実施隊
 自治体単位での認定のため、実施隊を設置していない場合も。
 参加条件も、その自治体に住所がある人なのか、猟友会の仕切りがあるのか不明確。
 以前調べましたが、被害防止計画でライフル所持について書いてある自治体は非常に少ない。

 また、有害鳥獣実施隊による駆除にはライフルが使えるが、通常の有害鳥獣駆除や管理捕獲、狩猟ではライフルを使えない。


・夜間狩猟は事業者で、なおかつ試験にパスしないとできない。

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