2018年2月12日月曜日

肉の本

 肉食の歴史が気になったので、関連本を読みすすめています。
 A5ランク信仰や国産牛の定義など、改めて分かることもあります。
 

炎の牛肉教室! (講談社現代新書)
山本 謙治
講談社




 国産牛の種類別の内訳
 A5と味のランク
 サシを入れるためのビタミンコントロール
 肥育コストと出荷タイミング
 牛オーナーと出荷の心境

 アメリカのホルモン投与、ドライエイジングブーム
 フランスの赤身好み
 オーストラリアの牧草肥育
 経産牛の味
 不人気部位の使われ方

 何がうまいとされているのか、生物としての牛などを考えさせられる良著です。




人類はなぜ肉食をやめられないのか: 250万年の愛と妄想のはてに


 化石時代の肉食生物の誕生から、食糧問題としての昆虫食まで話題は広く浅いので、散らばりすぎてとりとめが無い印象。
 ベジタリアンとか、肉を得るために耕地面積が何倍必要という主張がベースにある雰囲気。
 馬や犬を食べることのタブーにしても、結局は文化的な差異に過ぎないという結論で、あまり掘り下げていない。
 フランスでは馬を食べ、イギリスやアメリカでは食べないとか、インドは牛を神聖視している一方、水牛の肉を輸出しているなどの豆知識も豊富。

 解体後の冷凍も、急激過ぎると食感がゴムのように硬くなるとの話もあります。
 屠殺前のストレスと肉質についての言及もあり。






狩猟系では定評のある田中さんなので、期待できそう(未読)

神と肉: 日本の動物供犠 (平凡社新書)
原田 信男
平凡社




 神事としての供物、弓を使う行事は狩猟なのかなど。
 これを元本として、参考文献を掘り下げたくなる。

ステーキ!  - 世界一の牛肉を探す旅 (中公文庫)
マーク・シャツカー
中央公論新社 (2015-01-23)

死体の晩餐―動物の権利と菜食の理由
ヘルムート・F. カプラン
同時代社

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