2016年2月5日金曜日

サボットの殻とインチ単位ノギス

  射撃場でサボットを拾ってきました。
 白がフェデラルのトロフィーカッパーだと思いますが、黒は何の弾か分かりません。
 黒の方は、弾頭側に金属が張ってあります。

 プラスチックの厚みはどちらも白2.9mm(アナログノギスでの計測)
 12番シリンダー(平筒)の内径を18.5166mm(0.729インチ)とすると、弾頭の直径は12.7166mm(0.50065インチ)
 弾頭直径はメーカーで公表していないようですが、RSS-12と同じく、0.50インチに近いと考えていいのかもしれません。
 新品の弾を分解すれば正確な数字は分かりますが、1発500円以上する弾を分解するのはためらわれます。


 白いサボットを閉じて底の直径を測ると19.1mm
 実包の外径20.0mm-薬莢のプラスチックチューブの厚み0.7mm×2=18.6mmが、発射前の直径かもしれません。


 プラスチックなので誤差もあるのでしょうが、隙間なく作られている感じです。
 サボットを空薬莢に入れてみましたが、かなりキツキツで、プラスチックが膨らみます。
 試しにハーフライフルの銃身に入れてみましたが、サボットの羽根の付け根が引っかかり、棒でつついても貫通できませんでした。
 発射の圧力によって、プラスチックが変形していると思われます。
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 将来的にライフルのリローディングをするのなら、インチ表示ができるデジタルノギスがあった方がいいのかな?
 インチ表示のノギスは、計量法の関係で日本で取り扱っている店は少ないとか。

 計測機器は一生物だし、普通の0.1mm単位のアナログノギスしか持っていないので、買ってもいいですが、頻繁に使うものでもないので、悩ましいです。
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Amazonでレビューの多いノギス。





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 安いノギスの比較動画。

 ミツトヨを買っておけば間違いないのでしょうが、他が30ドル以下に対して100ドルですし、海外製品なので保証も微妙です。
 30ドル以下のお勧めのiGaging IP54 が現実的か。

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