2016年11月17日木曜日

解禁初日に出猟

 11月15日の銃猟解禁日に出かけてきました。
 夜明け前に林道を上っていきましたが、途中で雌2頭、雄1頭、雌3頭を見る。
 

 林道終点の新しい鹿柵付近には、姿は見当たらず。
 網が破れている古い鹿柵の中に入ってみましたが、こちらも見当たらず。

 林道脇の天然林をちょっと歩いてみましたが、警戒音はするものの姿は見えず。

-------------------------------
 衛星写真で草地になっている場所に行ってみました。
 林道から1kmほど入った場所で、古い搬出路を辿っていく。

 途中、75年生ヒノキ林で、雄1雌3の群れに遭遇。
 警戒音を鳴らされ逃げましたが、狩猟初日なので警戒心が少なく、ちょっと歩いた後にこっちを見て止まっています。
 50mぐらいの撃ち上げ立射でしたが、外しました。
 薄暗く霧もありましたが、純粋に腕の問題でした。
 欲張ってスコープの倍率を変えずに、自然体で撃てば良かったのかも。

 林道から1kmの山奥の草地では鹿の気配は無し。
 図面によると21年生ですが、鹿に荒らされて草地になっており、潅木がちょっと生えている程度です。
 古い散弾薬莢を見つけたので、昔は狩猟者がきていたのかも。

 霧が濃くなり、視界が悪くなってきたので下がることに。
 帰りでも警戒音を1度鳴らされましたが、姿は見えず。
-------------------------------
 別の草地に行こうと、車で林道を移動していると、雌2頭を発見。
 警戒音を鳴らされ逃げられましたが、急いで銃袋を持って車を降り、林内でカバーを外して装填。
(車内では覆いをして、薬室も空で、弾倉も外しています。林道上でも覆いをすること)
 こちらを見ていて立っていたので、撃つ余裕はある。

 1箇所目と同じような撃ち上げ50mですが、ヒノキ23年生なので下枝があり、立射は難しい。
 膝射で撃ち、何とか当てました。
 左前足を貫通し、バイタルに当たったらしく、その場で倒れていました。

 新しい土地で1頭獲って、とりあえず一段落という感じ。
 2月15日までの間、ぼちぼちやっていきたいと思います。
--------------------------------------------------------------
 1シーズンぶりの狩猟ですが、改めて課題を気付かされました。

・鹿に気付かれる前に、こちらが気付くような忍びの歩き方の習得。
 気をつけているものの、枝を踏んだりして音が出てしまう。
 じっと止まり気配を探る時間を、こまめに設ける。
 尾根から下を覗くなど、地形の変化点では、特に慎重に。

・鹿の目から見てのカモフラージュは、もうちょっと工夫する余地があるのかも。
 音に関しても、ガサつかない服を改めて探してみたい。

・鹿のいる場所の把握(場所、天気、時間帯、季節)
 どこでも通用する種としての習性に加え、ローカルな習性も。

・50~100mぐらいの距離で、確実に仕留める技術
 (撃ち上げ、撃ち下ろし、色々な林況や暗さなどでも)

・スキート的に腰溜めの状態から、射撃体制に持っていくまでの時間の短縮と正確さ
 実際の服装やザックなどで撃つ練習(弾を使わない構えだけでも)

・山を歩き続けられる体力
 3時間ぐらい歩きましたが、太腿と尻に疲労が残っています。
 瞬発力はボチボチでいいので、持久力を鍛えなくては。

・解体処理のスピードアップ。
 家に帰ってのトリミングにも言えますが、関節処理に時間がかかりすぎています。
 上手い解体動画を何個か探して確認したい。

-------------------------------
 本州の林内であれば、距離は50mから100m程度です。
 スコープの最高倍率は4~6倍で充分かもしれません。

 高倍率のスコープによる確認と狙撃をする場面が、果たしてどれだけあるのか。
 銃と照準機器の組み合わせ、持ち歩いて苦にならない重量、狩猟のスタイルなど選択肢は色々ありますが、1-4や1-6の、イルミ付きが良さそうに思えてきました。

1 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除