2018年4月3日火曜日

食肉加工施設の話を聞いた

 食肉処理施設の運営の話を聞く機会があった。
 その施設では、罠での捕獲が9割らしい。
 搬出距離と確実性を考えると、それも当然か。

 確実性というのは、罠の場合は数を増やせば確立を上げられるが、銃の場合は身一つなので、土地勘や技術で底上げするにも限界があるということ。

 銃猟の場合の条件
・横隔膜より下の消化器を撃っていない
・足や背にあたると減額
・車まで時間的、体力的に搬出可能な場所
・搬出時に痛めないように車まで下ろす
(ガンガンぶつけると肉が打ち身になってしまう)
・しとめてから2時間以内に搬入
 と、なかなかハードルが高い。

 施設の処理能力が限られているので、朝早く見回りする罠猟師さんが搬入すると、もう受け入れられないこもともありえる。

 施設や地方によりますが、罠猟で肉を売って収益を得るには、毎日見回りができる時間に余裕がある職業か、半ば専業でないと難しいです。
 普通のサラリーマンにはちょっと厳しい。

 積極的にお金を稼ぐのではなく、弾代やガソリン代、狩猟税や猟友会費の足しになればいい程度のスタンスなので、有害鳥獣駆除や管理捕獲を、できる範囲でやっていきたいと思います。

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