2017年7月2日日曜日

「野生動物と社会」学会の学会誌

 2017年6月にの学会誌が公開されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/awhswhs/-char/ja/
 今後ワイルドライフ・フォーラム、過去の野生生物保護、Biosphere Conservationなども公開されていく予定で、狩猟の学問的な情報として非常にありがたい。

 こういった学会は、学会誌に投稿、査読、印刷し、年に一回学会で顔を合わせるイメージ。
 しかし、投稿もせず学会にも参加しない、情報を受け取りたいという潜在的なROM()ユーザーはいるはず。
 例えば自分のような狩猟者であったり、市町村の鳥獣害担当など。

 全部を無料公開しなくても良いので、年間1000~3000円ぐらいの購読料で読めるウェブベースのコンテンツがあっても良いと思う。
 年8000円の正会員しか選択肢が無いのは、ちょっとキツイ。

 この情報を森林施業、市町村の鳥獣害対策行政、狩猟者としてどう活かしていくかが課題。
 学会側もどう見られているのか気になる部分だと思う。

 スキャンしたものをOCR処理している論文がありますが、引用するのに誤字が出てしまいます。
 自動OCRの文字埋め込みは間違いが多いので、原稿から直接PDF出力したものに交換して欲しいです。

 こういった論文発表の著作権ルールが分からないですが、公的なお金で研究したものは、基本的に公開されるべきなのでは?
 学会の写真撮影禁止という意見もあるが、デリケートな問題や希少動植物の生息地などは写真撮影不可としても、基本的に公開の方向にできないものか。

 基本は学会員のためのものであり、広く一般に普及するものではないのかもしれない。
 しかし、知見は広く知られるべきだと思う。

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