2016年9月6日火曜日

野生動物系の論文を読んでみる

日本森林学会大会発表データベース 第127回日本森林学会大会 公開日: 2016年07月19日
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jfsc/127/0/_contents/-char/ja/

哺乳類科学 Vol. 56(2016) No. 1  公開日: 2016年07月01日
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/mammalianscience/56/1/_contents/-char/ja/

 岩塩で鹿をおびき寄せるのは知られていますが、醤油でも誘引効果があるとは。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/56/1/56_47/_article/-char/ja/

 海外だと、鹿が好みそうなミネラルや種子などが売られています。
http://www.cabelas.com/category/Minerals-Attractants-Feed/106631280.uts

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「野生生物と社会」学会は面白そうですが、年会費8000円なので、ちょっと手が出しにくいです。
 ciniiに登録するのが手っ取り早い感じもしますが、個人登録の仕組みが分かりにくいのと、平成29年3月に個人IDが廃止されるので、それまで様子見です。

 県立図書館や大学に置いてあれば見に行くのですが、それも無さそう。
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・発表から1年とか2年経った論文や学会誌は、無料公開にする
・学会への投稿や参加の権利が無く、学会誌や機関誌は電子媒体でいいので、安い会員制度を作る
 この辺を検討して欲しいものです。

 「野生生物と社会」学会は、市町村の鳥獣担当者や狩猟者など、潜在的なニーズがあります。
 研究で得られた知見を現場にフィードバックする意味も含め、研究者以外にも裾野を広げる策を考えて欲しい。
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 税金の投入された研究論文は、公開するという流れもあるようです。
http://www8.cao.go.jp/cstp/project/kiso/haihu11/siryo3-1.pdf
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/attach/1332633.htm

 世間一般に知られ、使われてこそ価値が生まれる研究は、広く公開される方向に進んで欲しいです。

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 シンポジウム「森を創るために人を育む―野生動物管理の担い手像―」報告
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/56/1/56_61/_article/-char/ja/
 こちらについては、エゾシカ協会さんが動画をアップしています。
https://www.youtube.com/channel/UC_Wnot2SAuxq5M81rxq8lkg

 シンポジウムに参加するためには、時間と費用が必要です。
 そして、時間と費用の都合がつく、数百人にしか情報が伝わりません。

 ネット上に情報を置けば、興味があるが現地に行くことのできない数千人や、将来興味を抱く人にも伝わる可能性が増えます。
 各種のシンポジウムは、ぜひ動画を公開して欲しい。

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