「いだてん」でクローズアップされた金栗 四三さんの本の復刻。
増田 明美さんの解説付き。
山でスパイク地下足袋を使うこともあり、足袋部分が気になったので読んでみました。
P61足袋
靴と足袋とは長距離すなわち1万米以上ではいずれが便利かと言うと、足袋が便利である。
第一靴は重いのと、いくら生まれながらに靴を履いている西洋人でも炎暑の頃走ると肉刺(まめ)ができる。
P62 さてこの特有の足袋は裏は一重のとまた二重底がある。
平常の練習で平地をやるならば一重底で地質は白で深いのよりくるぶしが出ているくらいにしコハゼは2つぐらいにする。
この一重底でも2里3里(約8~12km)くらいの練習ならば10日間ぐらいはもつ。
しかし雨の中を走るとまず3里ぐらいでやぶれてしまう。
なお泥濘の中を走るならば、浅いのは抜ける心配があるからやむなく深いのにする。
平地ではなく、野山を走る、すなわり山野横断競争などでは、一重底では危険だからゴム底あるいは二重底のを履くようにする。
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ランニングシューズ自体が発展途上ということもあり、また、金栗が足袋を使っていたことも差し引いても興味深い。
上で紹介したものを、もっと噛み砕いた内容です。
砂浜や富士山でのトレーニング、水の飲み方の研究など、金栗が試したことの幅は広い。
しかし、瀬古さんあたりの世代には伝わっていない。
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最近では厚底系のナイキのヴェイパーフライが話題になりました。
https://www.nike.com/jp/ja_jp/c/running/vaporfly
山では路面が綺麗で反発力が使えるロードのようにいかないので、そういった道具に頼るのは、いざという時に困る気がします。
10年位履いていたスニーカーが、ついにへたりました。
ニューバランスCM320
https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=329934
Cがついているように、中国製です。よく持った。
このシルエットですが、ソールが○の集まりのような天然ゴムっぽくて、前が包み込むように立ち上がっているモデルでした。
スエード以外もメッシュが荒い布。
http://suniken.com/newbalance/m320.html
調べてみると、320はニューバランスの最初の方のモデルらしい
今だとこちらでしょうか。
[ニューバランス] U320 BW SEA SALT ローカット スニーカー NB469
踵部分が回り込んでおり、ドライビングシューズとして使っていました。
ソールが薄く、クッション性がほとんどありません。
たまにこれで歩くと、素足で歩いているような感覚で、普段使っていない筋肉を刺激されるようで好みでした。
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安くて少ない荷物で山を歩くというテーマのコラム。
チープ・ハイク?お金をかけないでULハイキングをする法【#2 フットウェア編】
https://www.yamatomichi.com/journals/8033/
エマ・ゲケイトウッドの靴は、普通のスニーカーだったらしい。
そこまでとは言わないが、グリップが効いて靴ズレしなければ、何でもいいのではないだろうか。
メンズランニングシューズ の 売れ筋ランキング
安いモデルが売れ筋にあります。
https://www.yamareco.com/modules/diary/6784-detail-21146
登山に足袋を使った例。
メーカーによって相性があるので難しい。
スパイクではない建築工事向けのタイプは2000円以下と安いです。
試しに買っても、それほど負担にはならないので試してみようか…
自分もスパイク地下足袋で山を走った事があります。
爪先をぶつけると危険ですね。
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Born to RUN以降、ビブラムのファイブフィンガーズなど、ベアフットの靴のブームがありました。
足袋に近いモデル
地下足袋の老舗、丸五 hitoe 12,960円
きねや
Toe-Bi(トゥービー)¥10,800税込
KINEYA無敵 ¥5,400税込
普通の地下足袋
丸五
力王
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普段使いで足袋はかなり癖がある人認定されてしまうので、底が薄めの靴を探してみた。
[テスラ] ベアフット ランニングシューズ BK30-31-32 2,980円
[テスラ] ベアフット ランニングシューズ BK40 3,690円
[MOXOCO]ランニングシューズ 2,499円
SAGUARO ベアフット トレーニングシューズ 2,533円
ベースはAliexpressにあるこちらと同じですね
US $15.33
こういった薄底靴や地下足袋は、踵で着地した衝撃を爪先に伝えるような硬いソールや、土踏まずのアーチサポートがないので、舗装路を速く走るには向いていません。
(足裏を鍛えれば対応できるかもしれませんが、いきなりは無理)
しかし、スパイク地下足袋で山を歩くための準備としてはいいのでは。
マラソン関連本を何冊か読んでみます。続く。
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