仕事が忙しくしばらく放置していたが、問題を実際に解いてみると、ヤマシギは稲妻状に飛んでいく、ヤマドリの谷落としなど、細かい部分の設問が意外と多いのに気がつく。
試験勉強慣れしていないのもあるが、問題集を解く → 狩猟読本で確認 → 次の問題へ、という作業に手間取る。
狩猟試験の2週間前で、ようやく問題集を1周終わる。
--------------------------------
猟銃等講習会で勉強したはずの、散弾銃の最大到達距離も、スルっと記憶から抜け落ちている。
散弾の最大到達距離は、9号は210m、4号は290mなどあるが、そこまで細かく覚える必要があるのだろうか。
鉛弾規制で色々な金属の散弾が出ているし、将来的に火薬が進化して飛距離が伸びる可能性もある。
「4~10号は最大300m届くと思って、そこに人家等が無いのを確認してから撃つこと」でいいんじゃないだろうか。
重要な数字は覚えるべきだとは思うが、試験のための記憶問題になっている感が拭えない。
狩猟期間についても、実際は都道府県レベルで異なる。
猟期としては北海道は10月1日から1月31日だが、エゾシカは開始は10月1日か10月25日、終わりは1月末、2月末、3月末と3パターンある。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/H26karyoukikan.pdf
--------------------------------
獣や陸鳥は比較的分かるが、カモ類は馴染みが無く覚えにくいので、図書館で図鑑を借りてきた。
図が多く通好みらしいが、初心者にはちょっと分かりにくい。
写真が多く、素人には分かりやすい。
とりあえず狩猟鳥、間違えやすい鳥のページに付箋を付け、じっくり覚える事にする。
--------------------------------
個人的に要注意の鳥獣
陸ガモ
・ヒドリガモ
特徴が薄い。絵では嘴を半分水に入れている。
火=赤で覚える。火の鳥とか
・ヨシガモ
羽の先端が櫛状になっていて、葦っぽい。
・カルガモ 茶色で絵では一羽だけ(雌雄同色のため)
狩猟カモのなかで唯一の留鳥
・コガモ
判別絵では小さくない。顔が緑っぽい。
トモエガモ(非狩猟)と間違えないように。
・トモエガモ【非狩猟】
トモエガモの由来の巴紋は、太鼓に描いてある家紋。派手。
--------------------------------
海ガモ(水面が海っぽい)
・クロガモ
バン・オオバンと間違えないように。
真っ黒で、嘴の付け根が黄色
・ホシハジロ
特徴が薄いが、海背景で頭赤×羽が白の鳥。
漢字で書くと星羽白だが、見た目と名前が繋がりにくい。
・キンクロハジロ 頭と背中が黒で、羽が白。頭の後ろにアホ毛あり。
目の金と、頭の黒でキンクロ
・スズガモ
特徴が薄いが、海背景で白黒灰っぽい鳥。
背中が灰色
・ホオジロガモ【非狩猟】
頬が丸く白い
・ウミアイサ【非狩猟】
頭の羽がパンクな感じ。派手な鳥は獲れないパターン。
・ビロウドキンクロ【非狩猟】
キンクロハジロと名前の音が紛らわしい。
むしろ名前を覚えない方がいい。
--------------------------------
陸鳥類
・タシギ
田んぼが背景なのがタシギ
・ヤマシギ
田んぼでは無い背景。頭が三角で目の位置が変なやつ。
・バン
顔が赤い。顔が白いのがオオバン【非狩猟】
クロガモは背景が海面だが、バンは蓮で淡水。
・ドバト【非狩猟】
ハト類で狩猟鳥はキジバトのみ。
ドバト、アオバトは非狩猟。引っかけ問題として要注意。
--------------------------------
・テン
黄色で顔が白い。
「黄テンの毛皮は高い」と何かの小説で読んだような気がする。
・ハクビシン
白鼻芯。天井裏などへの侵入が多いので、木登りが得意。
・イタチ
オスは顔が黒く体が大きい、メスは逆。
・オコジョ【非狩猟】
白くて尾がちょっと黒い
・ニホンリス【非狩猟】
耳が尖っているリスは非狩猟、と覚える。
--------------------------------
試験慣れしておらず、家にいるとつい遊んでしまうので、細切れの時間でも勉強できるアプリが欲しくなる。
試験2日前に思いついたが、鳥獣判別の絵を画像にしてから、スマートフォンのスライドショーで5秒間隔で流せばいいんじゃないか?
気付くのが遅すぎた…orz
0 件のコメント:
コメントを投稿