2015年7月3日金曜日

狩猟免許の勉強

 まずは狩猟読本をざっと読んでみる。
 仕事が忙しくしばらく放置していたが、問題を実際に解いてみると、ヤマシギは稲妻状に飛んでいく、ヤマドリの谷落としなど、細かい部分の設問が意外と多いのに気がつく。

 試験勉強慣れしていないのもあるが、問題集を解く → 狩猟読本で確認 → 次の問題へ、という作業に手間取る。
 狩猟試験の2週間前で、ようやく問題集を1周終わる。
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 猟銃等講習会で勉強したはずの、散弾銃の最大到達距離も、スルっと記憶から抜け落ちている。
 散弾の最大到達距離は、9号は210m、4号は290mなどあるが、そこまで細かく覚える必要があるのだろうか。
 鉛弾規制で色々な金属の散弾が出ているし、将来的に火薬が進化して飛距離が伸びる可能性もある。
 「4~10号は最大300m届くと思って、そこに人家等が無いのを確認してから撃つこと」でいいんじゃないだろうか。
 重要な数字は覚えるべきだとは思うが、試験のための記憶問題になっている感が拭えない。

 狩猟期間についても、実際は都道府県レベルで異なる。
 猟期としては北海道は10月1日から1月31日だが、エゾシカは開始は10月1日か10月25日、終わりは1月末、2月末、3月末と3パターンある。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/est/H26karyoukikan.pdf
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 獣や陸鳥は比較的分かるが、カモ類は馴染みが無く覚えにくいので、図書館で図鑑を借りてきた。



 図が多く通好みらしいが、初心者にはちょっと分かりにくい。



新版 日本の野鳥 (山溪ハンディ図鑑)
叶内拓哉 安部直哉 上田秀雄
山と渓谷社


 写真が多く、素人には分かりやすい。
 とりあえず狩猟鳥、間違えやすい鳥のページに付箋を付け、じっくり覚える事にする。
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 個人的に要注意の鳥獣
陸ガモ
ヒドリガモ
  特徴が薄い。絵では嘴を半分水に入れている。
  火=赤で覚える。火の鳥とか

ヨシガモ
  羽の先端が櫛状になっていて、葦っぽい。

カルガモ  茶色で絵では一羽だけ(雌雄同色のため)
  狩猟カモのなかで唯一の留鳥

コガモ
  判別絵では小さくない。顔が緑っぽい。
  トモエガモ(非狩猟)と間違えないように。

トモエガモ【非狩猟】
  トモエガモの由来の巴紋は、太鼓に描いてある家紋。派手。
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海ガモ(水面が海っぽい)
クロガモ
  バンオオバンと間違えないように。
  真っ黒で、嘴の付け根が黄色

ホシハジロ
  特徴が薄いが、海背景で頭赤×羽が白の鳥。
  漢字で書くと星羽白だが、見た目と名前が繋がりにくい。

キンクロハジロ  頭と背中が黒で、羽が白。頭の後ろにアホ毛あり。
  目の金と、頭の黒でキンクロ

スズガモ
  特徴が薄いが、海背景で白黒灰っぽい鳥。
  背中が灰色

ホオジロガモ【非狩猟】
  頬が丸く白い

ウミアイサ【非狩猟】
  頭の羽がパンクな感じ。派手な鳥は獲れないパターン。

ビロウドキンクロ【非狩猟】
  キンクロハジロと名前の音が紛らわしい。
  むしろ名前を覚えない方がいい。
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陸鳥類
タシギ 
  田んぼが背景なのがタシギ

ヤマシギ
  田んぼでは無い背景。頭が三角で目の位置が変なやつ。

バン
 顔が赤い。顔が白いのがオオバン【非狩猟】
 クロガモは背景が海面だが、バンは蓮で淡水。

・ドバト【非狩猟】
  ハト類で狩猟鳥はキジバトのみ。
  ドバト、アオバトは非狩猟。引っかけ問題として要注意。
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テン
 黄色で顔が白い。
 「黄テンの毛皮は高い」と何かの小説で読んだような気がする。

ハクビシン
 白鼻芯。天井裏などへの侵入が多いので、木登りが得意。

・イタチ
 オスは顔が黒く体が大きい、メスは逆。

・オコジョ【非狩猟】
 白くて尾がちょっと黒い

・ニホンリス【非狩猟】
 耳が尖っているリスは非狩猟、と覚える。
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 試験慣れしておらず、家にいるとつい遊んでしまうので、細切れの時間でも勉強できるアプリが欲しくなる。
 試験2日前に思いついたが、鳥獣判別の絵を画像にしてから、スマートフォンのスライドショーで5秒間隔で流せばいいんじゃないか?
 気付くのが遅すぎた…orz

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