2019年8月11日日曜日

東京の銃砲店などを巡る

 銃砲店を訪問してみようシリーズ、東京編。
(関連記事:栃木県宇都宮の銃砲店を巡る

 土曜日に東京で動ける時間がありましたので、銃砲店を回ってみました。
 日曜日は閉まっている銃砲店が多いです。
 開いているのは恵比寿のエニスさんぐらい。
 銀座銃砲店も競技銃中心で、狩猟向けではなさそう。

 今回は、レミントンM870の換え銃身と、ポンプやスプリングのエアライフルを探しているというスタンスで訪問しました。

(1)渋谷銃砲店
 渋谷の街の中にある銃砲店。
 ロフトのちょっと北側。
 店は狭めで、ギュっとしている。
 老店主と、若旦那という組み合わせがお店にいました。
 若旦那の兄弟もいるらしい。

 Twitterで見ていた東京都の狩猟試験の話をしてみる。
 警備会社など会社の命令で受ける人がいるのでは、という推測。
 スコープなどは古いものがあるが、サファリスリングなどもあり、品揃えの幅は広い印象。

(2)ガンショップGB
 代々木の住宅街の中にある。
 渋谷から代々木まで電車で行く事も考えたが、渋谷銃砲店から歩いてみた。
 代々木公園を突っ切るが、GoogleMapに騙され、通り抜けられない場所に誘導された。
 早めに車道に出た方がいい。

 ビルの一階で、外からは中の様子を伺えないので、入る敷居はちょっと高い。
 中に入ると、天井がやや低いものの、明るい店内。

 店主と副店長の2人でやっている。

 2019年のショットショーで発表された銃の、サベージの220ターキーがありました。
 スムースボアのターキーチョークです。
 試しに輸入したもので、もし売るとしたらシリンダーチョークをつけて20万円弱ぐらい?
 アキュストックはライフルの110などにも使われている、プルとコームが調整可能なストックです。
 ただし、220ターキーには替えのコームライザーがついていないとか?
 サベージの考えることは良く分からない…

 常連さんが何人か来られたのと、昼休みに入りそうだったので退出。
 話はかなり盛り上がりました。


(3)日暮里の繊維街
 日暮里駅前は、布問屋が多いです。
 裁縫の材料として布を買う人も多く、土曜のお昼で熱気がありました。
 明らかに自作した服を着ている人も目につきます。
 自作している人の熱意に煽られそう。

 大きめの手芸用品店のトマト


 50mm幅のバックルやトリグライド
 50mmのゴム紐もあります。1m320円


 迷彩フリース。150cm幅1m780円
 普通の迷彩生地も、探せばありそうです。
 開店直後など、人の少ない時間に店員さんに聞いた方がいいかも。





 革洋品店もありました。
 端切れを見ると、何か作ってみたくなります。
 珍しいところでは、エイやサメの皮がありました。
 あまりザラザラしていないので、日本刀の柄など滑り止めで使うには適していないかも。


(4)三進小銃器製作所
 日暮里の繊維街を抜け、公園の隣にある。
 味のある店構えで、お店の人もベテラン感がある老店主。
 入ってすぐに銃床の木がゴロっと置いてあります。

 870の換え銃身を相談したところ、倉庫で探してくれました。
 20インチのライフルサイトのチョーク銃身がありましたが、左利き用でした。残念。
 26インチのリブ銃身を切るというプランもありますが、加工賃がそれなりにかかるという話。

 店で作っている定期的な便りが机の上にありました。
 射撃大会も開催しているようです。

 ガンオイルを買いにきた人や、弾を買いにきた人、自転車で来る人など、来客も多く、地元に馴染んでいる感じがあります。


 三進のある日暮里から御徒町までは3駅。
 電車で行くか迷いましたが、歩いていくことに。
 初めて通りましたが、鶯谷駅周辺は怪しい雰囲気が漂います。
 線路の西は上野の博物館などありますが、東はこんな感じなのか。
 上野のバイクショップ街も、20年前に比べると寂れた感があります。


(5)御徒町 サカイ銃砲店
 数回目の訪問。
 狭い店内ですが、お客さんが3名ほどいました。
 換え銃身はあったと思うので、後で探すということ。
 後ほど電話で連絡があり、スラッグ銃身で3万円でした。
 レミントン純正のハーフライフルのライフルサイト銃身も新品でありました。価格不明。

 SNS上で情報を見たことがある、真鍮製の鉛落としもありました。
 洗い矢のネジ系によっては取付できないこともあるので見送りました。



 ミニオイラーは便利そう。


(6)御徒町~秋葉原 浜田銃砲店
 先客がいたのと、常連さんが後から来ていました。
 銃身は無いという話。
 場所として入りやすいのか、若者3人組も入ってきます。

 ここで土曜日は時間切れ。
 日曜日も半日時間があったので、秋葉原と神保町を回りました。


(7)レプマート
 2号店がオープンしたということで行ってみます。
 ナイフ類が充実しています。モーラナイフも何種類かあり。
 外国の方が、肥後の守を買おうとしていました。
 秋葉原ではナイフを扱う店が減ってきているので、貴重です。





 



1号店は大きく変わっていない様子。
 バトラーキャップなどは豊富。
 マネキンがガンスキンを張った銃を持っていました。
 思ったより凸凹への追従は良いですが、ビニールシートに印刷した感はあります。
 ガンスキンはレジ横にありました。

 Allenの解体ハンガーホイスト3980円、実銃用のショットシェル入れもあり。
 D環のついている腰パッドとサスペンダーがちょっと気になる。
 イヤーマフや迷彩テープ(360円)など小物も充実しています。




 ジッパータブ30円は一瞬買おうと思ってしまった。パラコードでいいけども。


 5.11のカモ柄キャップ2980円
 プラノの2丁入りケース11.200円

(8)エチゴヤ
 大手のサバゲ屋
 銃本体や部品が多く、装備はやや少なめか。
 長さが変えられるスリングを探してみました。
 東京マルイ製品は、幅がやや狭い印象。

(9)神保町 書泉グランデ
 4階をちらっと見ます。
 狩猟コーナーはやや奥に移動し、昔のエレベーター前あたりになりました。
 アウトドア系漫画だと「ふたりソロキャンプ」が面白そう。

(10)神保町 さかいやスポーツ シューズ館
 ついでに寄ってみる。
 ロード用のセール品がありました。
 実店舗はセールがあるので羨ましい。
 トレランシューズも、新製品が出ているようです。


 もっと時間があるとすれば、御徒町の中田商店ファーストシカゴレジメンタルズ書泉ブックタワー、神保町だと石井スポーツさかいや本店、日曜日以外なら農文協でしょうか。

 色々な銃砲店で出た話題。
・最近、四足をやる人が多いらしく、スラグ銃身の引き合いは多い。
・PCPではないエアライフルは数年に一度の処分で、だいぶ溶かしてしまった。
・870のマグプスルトックは持ちやすくてお勧め。
・サムホールはリコイルの強い銃だと指の付け根が痛くなる。

 東京でお客の出入りも多く、サイトを持っている店が多いので、比較的入りやすかったです。
 それぞれに歴史があり、雰囲気も違うので、興味のある人は、訪問してみてはどうでしょうか。

 また違う都市の銃砲店を訪問してみたいですが、さすがにネタが尽きそうです。
 換え銃身も手に入る目途がついてきましたし、何を探すスタンスで行けばいいのか…

 「この店で一番古い銃って何ですか」という切り口は面白いですが、それは興味であって、お客の立場ではないので、冷やかしになってしまう。
 使いやすいスリングとか、実際に良いものがあったら買えるちょうど良いものがあればいいのですが。

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