2016年3月4日金曜日

2月最後の出猟

 2月11日頃に雨が降り、雪の表面がカリカリに固まる。
 2月20日に半日時間を作り出かけてみたが、スノーシューを履いて歩くと、氷が割れる音が響く。
 砕けた氷が滑り台のように何十メートルも落ちるので、かなり悪いコンディション。
 2cmぐらいの氷の下は、ややザラメっぽい粉雪で、壺足では歩きにくい状態

 とりあえず尾根に上がってみると、足跡と糞はあるものの、新しくない。
 帰りにやや下の斜面、枝越しに100mぐらいの距離で、メス4頭ほどを見かけるが、構える暇もなく隠れる。
 ついでに白いオコジョを見たが、思っていたより小さくて萌える。
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 2月27日、この日も半日だけ時間を確保する。
 別の林道に行ってみるが、鹿を回収した跡も数か所ある。

 終点でスノーシューを履き、搬出路にそって登る。
 歩き始めてすぐに警戒音がするが、沢向こうの200mぐらい先で、走って逃げられる。

 歩くペースを落とし、見つかりにくいよう、林縁を歩く。
 時々、見晴らしの良い場所に出て、じっくりと周りを見回す。

 警戒音がするが、じっとしていると、谷向こうの茂みに鹿が動くのが見える。
 ゆっくりとした動作で銃を構え、ストック(モノポッド)に委託する。
 鹿が警戒を解き、ゆっくり歩き始めた瞬間、撃ってみました。
 しかし、着弾せず、鹿には逃げられました。
 後でレンジファインダーで距離を測ってみると、130mでした。
 射撃の腕も悪いのですが、ドロップ量の計算が足りなかったのかもしれません。

 フェデラルのトロフィーカッパーの場合、気温0度風無しの50mゼロインでは、100mで-7.9cmドロップ、150mで-28.2cmドロップします。
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 しばらく林内の尾根を歩きながら、たまに下を見る。
 搬出路のすぐ下に、鹿を発見。
 距離は40m程度で、尻だけ見えており、顔は木の幹の向こう側。
 向こうは気づいていないチャンスだったので、ゆっくり構えてから並行移動。
 首の付け根を狙って撃ちました。

 撃った直後、鹿は斜面を下って行ったので、自分も追いかける。
 搬出路は見えるものの、その下の斜面はみえないようなきつい傾斜でした。
 途中で毛も落ちており、足跡を追ったのですが、血痕は無し。
 途中から足跡も混じってしまい、追跡不能になりました。

 後日、狩猟経験者に聞くと当たって毛が落ちていても、血がすぐに出ない場合もあるとか。
 もうちょっと追っていれば、獲物を回収できていたかもしれません。
(そもそも当たっていたのか、かすっただけなのかも怪しいですが)

 撃った直後に追いかけるとか、二の矢を撃てばよかったのかもしれません。
 スノーシューをつけたままだと下りるのが危ない傾斜だったので、さっと脱いで壺足で行けば良かったのかも。
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 その後、さらに奥に行ってみると、木の間からちらっとだけ2頭の姿を見つけるが、追いつかずに断念。
 帰りは斜面の下を歩き、当たったと思われる鹿を探しましたが、結局見つかりませんでした。
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 12番は反動が大きく、引き金を引くときに固くなりがちです。
 委託射撃では先台の跳ね上がりと、リコイルがかなり大きかったです。
 手袋をした状態でどこまで引いたら落ちるのかなど、自宅でダミー薬莢を使ってじっくり練習しないと駄目ですね。

 リコイルを低減する外付けパッドを付けてみたら、ショックは和らいだ感じです。
 しかし、冬で厚着しているのもあって、ボルトハンドルまでの距離が遠く感じます。
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 12番の散弾銃所持者で、20番のサベージ220を追加した人の話では、20番のリコイルはかなり少ないようです。
 膝射で150mぐらい行けるとか。

 12番サボットでも使いこなせばそのレベルに届くと思いますが、何せ弾代が高く、じっくり練習する時間が取れないです。

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 2月で鹿狩猟が終わるエリアでやってきましたが、3月末までは釧路、白糠方面が狩猟可能です。
 2月29日の大雪で林道除雪もされていないかもしれませんが、とりあえず数回行ってみたいです。

 とりあえず3月6日(日)に出かけてみます。
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 まだ途中ですが反省点
・模擬弾で装填の練習をする
  薬室が空で弾倉に弾があるが、うまく装填できない事があった。
  また、引き金の重さやどこで落ちるかを、体で覚えておかないと、リコイルにびびって体が硬くなる。

・やや無理でも撃ってみる。
 50~100mの距離で、林内という状況が結構あった。
 バックストップが確保されているのであれば、撃って経験を積むべきだった。

・雪が降らない前半に頑張る
 無雪期と有雪期では、鹿の動向も違う。
 寝屋がわかっているうちに、何度か出かけるべきだった。
 正月休みも、つい家でゴロゴロしがちだが、午後からでも出るべきだった。

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