Amazonなど複数の販売業者からアメリカにある転送業者に送り、そこから日本に送ってもらうパターン。
衣料やナイフ、解体用品など、比較的、輸入しやすい物でした。
ナイフや銃関係は、送料が安いヤマト運輸が使えないのと、転送業者によっては取り扱わない場合があります。
スコープリング程度でも、銃関係と分類されれば、扱わないケースもあります。
家財容量に厳しい転勤族ですが、家族のOKが出たので、リロード用品、銃の小さいパーツをアメリカの通販業者から直接買ってみました。
使ったのはB*******sという業者。
Available Outside USAというフィルタがあるので、比較的分かりやすい。
リロード用品と、銃の小さい部品が数点。
商品250ドル+送料42ドル(合計292ドル)
もっとまとめて買ったり、小さくて単価の高い物のほうが、送料は安くなります。
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0日目 注文。自動返信メールが届く
4日目 発送した旨のメールが届く。
UPSやFedexなどの輸送方法を聞かれることなく、いきなり送りましたというメール。
輸送中はネット上で追跡可能
8日目 アメリカを出発
10日目 日本到着。税関でストップ
13日目 税関より郵便が届く
輸入承認要否照会フォーム(武器類)から、承認の手続きをする。
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/boekisinsa/import_bukishokai
電子申請で許可証などはPDFや画像ファイルで添付できるので便利。
土日を挟む
15日目 経済産業省より返事のメールが届く。
輸入する部品に該当する銃の使用許可を持っており、個人利用の個数の範囲で、「個人特例での通関」として了承される。
16日目 通関のハガキに「個人輸入の特例」と、メールで返事のあった経済産業省の担当官の名前を書いて、ポストに入れる。
19日目 税関から電話。
ハガキと一緒に、所持許可を送る必要があったらしい。
ハガキに記載してあった税関メールアドレスに、所持許可証をスキャンしたデータを送る。
21日目 手元に届く。
関税100円、消費税1200円を、届けにきた郵便局に支払う
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アメリカのITARによる輸出規制に引っかかる物は、まずアメリカから輸出できません。
ITARの規制外であっても、輸出承認に100ドル単位で手数料がかかるような銃部品があるとも聞きます。
日本で所持したら即違反になるサイレンサー等の物や、著しく形状が変わる銃床なども、注意が必要です。
全体的に言えるのは、日数はかかったものの、思ったより簡単だったという印象です。
2015年にに輸入手続きが不要なものが増えました。
(関連記事:スリング等が輸入承認の対象から除外)
こういったものは、輸入した方が安い場合がありそうです。
衣料や小物などは、実際に作っている中国(Aliexpress)から輸入したほうが安い場合もあります。
例えばこのあたり。
スイベルセット $3.03
ガンソックス $4.80
カモテープ $1.15
レストバッグ $7.40
ボアスネーク $3.05
チークライザー $8.34
Vヨーク$19.93
パラコード100フィート(30.48m)$3.98
個人輸入は、輸送中の破損リスクや、返品できない(送料が高くつく)などのデメリットもあります。
そのあたりも含め、すべて自己責任の世界。
その反面、日本では売っていない商品であったり、日本で買うより安く買えるメリットがあります。

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